獅子の頭を模した装飾。兜の眉庇(まびさし)の上に飾りとして用いる。
兜をかぶる際に固定するためのあご紐のこと。
「あげまき」や「無双結び」など、縁起のいい結び方をしています。
兜の頭頂部を守る部分。主に金属製。額部分には眉庇(まびさし)、後方部分には錣(しころ)が付いている。
金属製の鉢の種類の一つ。複数枚の金属の板を鋲で留めて作る。
兜鉢の横から後ろ側に取り付けられ、首を守るための部分。
主に金属製の小札を威でつなげて作る。
錣を形成している部品。小札を糸や革で威してつなげることで錣となる。
小札を糸や革を使ってつなぎ合わせ、錣にすること。また、その際に使われる糸や革のこと。
一色の糸を使う物から、多数の糸で模様を描いたりなどもする。
錣の顔の左右あたりから反り返っている部分。
飾り金具、または絵や印伝などを付けた革で装飾してある。
兜の前側の額部分に取り付ける飾り金具。一般的な物は額の左右に角のような形の物を取り付け、鍬形と呼ばれる。
前立の一種で、額の左右に角のような形の金具を取り付ける。クワガタムシの語源になっている。
漆器の表面に漆で描いた絵や紋様に、金や銀の粉を蒔き美しい装飾に仕上げる技法。