伝統的な色使いの小さくても重厚感のある収納タイプのお雛様のご紹介です。飾台は黒と朱色の会津塗で仕上げ、屏風はシンプルな金箔屏風です。会津塗の収納台には波千鳥の蒔絵をあしらいました。千鳥たちが荒波を超えていく場面ですが、この荒波を世間に喩え共に困難を乗り越えていく姿から夫婦円満、家内安全という意味があります。そして、おめでたい席に設けられる金屏風はこれからの明るい未来を照らしてくれるものという意味があります。お雛様の後ろに飾られいる金屏風も同じようにこれからのお子様の人生が輝かしいものになって欲しいという願いが込められています。
この重厚感のあるセットには落ち着いた色合いの着物を着た人形を合わせました。殿は金茶色で姫はピンク色の同じ唐草の織柄の入った着物で揃えました。生命力が強く蔓が四方に伸びで絡み合う様子を描いている唐草は長寿や一族の繁栄の象徴と意味があります。色々な意味の込められたおめでたいお雛様ですので、是非商品ページもご覧ください。
24-3224-2213 波千鳥 朱/黒/金箔 【飾りサイズ 横幅38ｘ奥行き27ｘ高さ38】税込み 96,000円
上記で紹介したお雛様よりもう少しコンパクトでお手頃価格の収納セットもご紹介いたします。収納箱にもなっている飾台は桐を使用し、京唐紙の屏風を合わせました。薄いブルーの唐紙に金と銀で描かれているのは葵の葉と茎です。葵は昨今お子様のお名付けにもよく使われる人気の文字ですが、葉や茎を太陽に向かって力強く伸ばしていく様から発展や成長といった意味で用いられてきました。これからのお子様の健やかな成長と豊かな人生への願いが込められています。
このセットに合わせたお人形には鮮やかな黄色が美しい帯地を着物に仕立てたものを着せました。夫婦揃って共柄の着物を着せることで仲睦まじい様子を表しています。
ぼんぼりや前飾りなどのお道具類は別売りとなっておりますので、お好みの道具と組み合わせても飾っていただけます。
