先日来年販売する「ことり」の五月人形の準備をするために会津若松市へ行ってきました。今年の五月人形を販売中ですが、お客様のお声や店舗のスタッフの意見などを参考にしながらどういうものを作るのかの打ち合わせです。今年から始めた小さいサイズの雀シリーズが好評なのでこのあたりも充実させていきたいです。
色々な構想は練ってきたのですが、まだ形にはなっていないので写真でお見せ出来ないのが残念です。代わりに漆器屋さんで見つけた素敵な重箱の写真を紹介します。色や構図も素敵ですが何と言っても盛上の迫力が凄いです。その中にも繊細な描き込みがされていてずっと見ていられそうです。
さりげなく螺鈿細工(漆塗りの表面を彫り込み、そこに貝片をはめ込む細工)も施されています。こんなのが家にあったら素敵だなと思いながら値段を確認してみたら25万円。写真だけ撮らせていただいてそっとショーケースの中に戻しました。
この週末、関東地方はちょうど桜が満開なのでお花見している方も多いのではないでしょうか。仕事柄なかなかゆっくりお花見が出来ないのですが、素敵な桜の蒔絵の入った漆器でお花見気分も味わえました。