●兜飾り新作紹介

新作の兜飾りの販売が開始いたしましたので、一部紹介させていただきます。

鷹シリーズ 大空千鳥 金(5G227)

お部屋の雰囲気を明るくしてくれそうな兜収納飾りです。鍬形はオーソドックスな金の大鍬ですが、吹き返し部分は印伝と呼ばれる革を染め、漆で表面を装飾した物を選び重厚感を演出しています。印伝に描かれているのは「青海波」という吉祥文様で、大海原で無限に広がる穏やかな波模様に、「未来永劫の願い」と「人々の平安な暮らしがいつまでも続くように」という願いが込められています。

兜の後ろ姿はとても華やかです。縅は絹糸を縹色(はなだいろ)と呼ばれる色で染め、一色で統一しました。寒色系の色ではありますが少し温かみも感じられます。

収納箱は会津塗で明るい空色に仕上げ、パネル部分と蓋はアイボリーに仕上げました。千鳥型のパネルには青海波の柄をあしらっています。

隼シリーズ  晴B(5G102B)

先に空色が目を引く収納飾りを紹介しましたが、次は同じ空色の平飾りを紹介させていただきます。兜は戦で連勝を重ね軍神と呼ばれた上杉謙信の兜です。前立は太陽と三日月がモチーフとなっています。上杉謙信は月や星、太陽を神として信仰していたそうで、その信仰の対象を自らの兜に用いたのでしょう。

兜の後ろ姿は赤と白で紅白の配色になっています。

屏風は会津塗で空色に。職人さんに手描きで元気に泳ぐ鯉のぼりと松竹梅を描いていただきました。カラフルで元気が出てくる色合いです。飾台は山中塗で明るいパールホワイトに仕上げているので、光の反射でパールが優しく輝きます。形は可愛らしい桜型にしました。

横幅32cmx奥行32cmx高さ24cmと小さいのでちょっとした隙間にも飾っていただけます。(兜は別の物です)

去年好評だった 雀シリーズの 空(5G201)は3月中旬の販売開始を予定しています。もうしばらくお待ち下さい。