今回は「ことり」のおひな様を紹介いたします。どれも一つ一つ思いを込めて作った物ですが、今回は1つだけに注目してご案内いたします。
「はねうさぎ」と名前をつけた親王収納飾りです。ご覧のとおりおひな様の飾台に真っ白なウサギが跳ね回っているセットです。お道具にもウサギがいるんですよ。
お人形は三種類の中から選んでいただけます。一つ目は昔ながらの色使いのお人形。殿は落ち着いた青、姫は鮮やかな赤のお着物です。共にお揃の桜柄です。桜には「物事のはじまり」や「五穀豊穣」の意味があるそうです。これからのお子様の人生が豊で実りあるものになるようにとの願いを込められています。
二つ目は明るい印象のお人形です。着物の柄は変わり菊の文様で、不老長寿の象徴でおめでたい席で使われてきた物を着せ付けました。伝統的な柄ですが、殿姫共に春を思わせる明るいパステル調の色にしました。殿は若緑、姫は薄桃色で、とても爽やかな印象です。
三つ目は落ち着いた印象のお人形です。殿には光沢のあるシルバーグレーの生地に桔梗と萩の文様のお着物を着せ付けました。桔梗は更に吉、萩は無病息災の意味が込められています。姫には明るい
朱色の桜柄のお着物を着せ付けました。
お人形を彩る飾台にもこだわりました。朱色は温かい炎や太陽の色であり、生命を象徴する色であり、古来より魔除けとして使われてきた大切な意味のある色でした。お人形を彩る飾台と屏風は会津塗でこの伝統色を艶やかに塗り上げました。その朱色の舞台を跳ね回る可愛らしいウサギも実は縁起物なんです。「災いから免れる」「飛躍する」「子孫繁栄」という意味合いが込められています。こんなにも沢山の縁起を担いでいるんですよ。
よかったら他のおひな様も商品ページからご覧くださいね。