会津若松で新作の準備をしてきました

2016年の年末に「ことり」のホームページをオープンしたばかりですが、実はすでに来年用の雛人形に向けてアイディアを練りはじめています。ひな人形は手作りのため製作に時間がかかります。今年の「ことり」新作おひな様の製作風景は紹介出来ないので、今回会津若松で今年の五月人形と来年用のおひな様の打ち合わせをしてきた様子を紹介したいと思います。

「ことり」の飾台と屏風の制作をお願いしている漆器屋さんに行くとまずは新作チェック。前回来た時になかったものは無いか、参考に見せていただきます。伝統的な会津絵の重箱がとてもきれいでした。今後「ことり」のおひな様に使いたいなと思ってしまいました。

同じ会津絵のお椀とお皿もありました。おめでたい絵柄がいっぱい詰め込まれています。お正月などに使えば福を呼び込んでくれそうですね。

その後は本題へ。職人さんにこちらのイメージを伝え、色々な蒔絵の入った商品を並べながらおひな様にどう取り入れるのかを検討。どんな色を使ってどんな蒔絵を入れていくのか。同じ蒔絵でも色を変えるだけで全く違った雰囲気になるので、この過程はとても楽しいです。

こんな大胆なボタンの花に大小様々なラインストーンがついた物も。素敵だったので写真を撮ってきました。ひな人形はお人形が主役。飾台と屏風は主役のお人形を素敵に演出するためのものです。だから飾台があまり目立ち過ぎるのも正解とは言えないかもしれません。でもいつかいい形で使えればと思案中です。

まだはっきりとした形は出来ていませんが、来年のおひな様も皆様に喜んでいただけるように新作の準備を頑張ります。